水海道の祇園祭には「旧水海道」の11町(十一ヶ町)が参加します。
なかでも,ふるくからの市街にある7町(七ヶ町)は輪番で「当番町」にあたります。
本社神輿,獅子,四神圏,宝剣,太鼓の神具等を順々に担当します。
(本社神輿←獅子←四神圏←宝剣←太鼓←(休)←(休)←本社神輿←獅子←…)
本社神輿にあたる町会がとくに「当番町」と呼ばれ,その年の祇園祭をまとめます。
6月に入ると,各町ともお囃子の稽古が行われたり道々に提灯を取り付けたりし,次第に町中に祭礼の雰囲気が満ちていきます。
平成28年 祇園祭の当番町
神具 | 町名 | 氏子 | 七ヶ町 | 十一ヶ町 |
本社神輿 | 渕頭町 | 八幡神社 | ○ | ○ |
獅子 | 元町 | 天神社 | ○ | ○ |
四神圏 | 本町 | 天神社 | ○ | ○ |
宝剣 | 栄町 | 天神社 | ○ | ○ |
太鼓 | 宝町 | 八幡神社 | ○ | ○ |
(休) | 諏訪町 | 八幡神社 | ○ | ○ |
(休) | 橋本町 | 八幡神社 | ○ | ○ |
— | 亀岡町 | 天神社 | — | ○ |
— | 森下町 | 八幡神社 | — | ○ |
— | 天満町 | 天神社 | — | ○ |
— | 山田町 | 天神社 | — | ○ |
玉串奉奠の順序など,祇園祭における各町の位次は上表のとおりです(平成28年)。