先日,御神田(プラだ)へ稲苗を植え付けました。
木々もすっかり葉を茂らせて,様ざまな鳥類や昆虫が訪れています。
この時季の境内の様子をいくつかご紹介します。
御神田
拝殿前の御神田に稲苗が植え付けられ,風にそよぎます。
天皇陛下の御田植にあわせて,当神社も田植を行っています。
品種はコシヒカリです。収穫後は,神饌(お供え)や御神札に添えて頒布するなどします。
さくらんぼ
境内の裏手では,さくらんぼが実っています。剪定した割には,今夏も豊作になりました。
あっという間に鳥が食べてしまいます。みずみずしさと甘さのバランスがとれた品種です。
オガタマノキ
オガタマが開花し,品の良い甘い芳香を漂わせています。”招霊木”とも記します。
天細女命(アメノウズメノミコト)が天之岩戸の前で舞った際に手にしていたといわれています。
榊(サカキ)の代用とされるなど,神社とは縁のある樹木です。